さまざまなパワーを秘めているとして、大学の研究でも認められた「昆布水」。作り方は簡単で、料理にも活用できます。さらに〝だしがら〟もムダなく用いたレシピを紹介します。
3つの美容健康効果に注目
昆布水は栄養の宝庫。毎日の習慣として取り入れることがおすすめです。それには主に3つの理由があります。
1つ目は、デトックス。昆布には、「アルギン酸」「フコイダン」など多糖体の食物繊維が豊富です。これらの成分が役立つと考えられています。
2つ目は脂肪燃焼。昆布など褐藻類に含まれている「フコサンチン」という色素成分(カロテノイド)の力とされています。
そして3つ目は、美髪・美肌。海は、ビタミンA、B、D、Eやマグネシウムなど「マリンビタミン」と呼ばれる細胞を活性化させる成分の宝庫。昆布は、その成分をたっぷり含んでいます。
〈昆布水の作り方〉
1)昆布10gを、霧吹きなどでしめらせ、切りやすくします。これをハサミで1〜2mm幅に切ります。なお昆布の量は、目安として10㎝角で10gていどです。
2)適当なポットに昆布を入れて水1ℓを注ぎ、3時間から一晩冷蔵庫に入れておけばOK。冷蔵庫で2週間ほど保存できます。昆布は2度目まで再利用できます。
昆布水はやさしい味わいなので、水代わりとして飲めます。温めてハチミツやしょうがを加えたり、炭酸水で割ってリンゴ酢を加えるなどのアレンジして飲むのもオススメです。
また、料理全般にも活用でき、ご飯に昆布水を入れて炊く、汁ものや煮物に入れることでおいしさがアップします。
さらに、昆布水を作ったあとの〝だしがら〟の水気をきって、調味料を一つ加えれば「だしがら昆布漬け」になります。
昆布水に使った昆布10gのだしがらを、しょうゆ、オリーブオイルなら150㎖、みそなら150gと混ぜ合わせるだけ。野菜と和えて即席漬けにしたり、ご飯にのせたり、冷奴にのせたりするなど幅広く使えます。
昆布水は、残った〝だしがら〟もムダなく活用でき、食品ロスの削減にもつながります。
美容健康を支える習慣のひとつとして、毎日1杯の昆布水を取り入れてみませんか。
監修
喜多條清光(きたじょう きよみつ)さん
天満大阪昆布代表取締役
制作協力
からだにいいこと
創刊19周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。