2025年1月28日、神奈川大学で開催された楽天シニアのイベント「Back to School 2025」。このイベントは、シニア世代の健康寿命延伸を目的に、神奈川県庁や神奈川大学との産学官連携で行われた特別な1日体験型イベントです。青春時代を思い出させる「学園生活」をテーマに、入学から卒業までを1日で体験できる内容となっており、皆さんがいろいろな体験をしているのを見ながら私たちも学生時代を思い出す、懐かしさを感じました。まずはイベントの流れから見てみましょう!

入学から卒業までの流れ
「Back to School 2025」では、参加者が1日を通して「学園生活」を体験できるよう、入学から卒業までの流れになるようにこだわりました!
1.入学
受付で「なめ猫」と一緒に写真を撮影し、オリジナルの学生証を作成。パンフレットを受け取り、1日のスケジュールを計画します。

2.学園生活
専門家による特別な講演は「学園行事」、様々な科目が体験できる体験ブースやセミナー形式のミニ授業は「授業」をイメージし再現。多彩な科目が用意されており、健康や美容、食などについて自由に選んで楽しみながら学ぶことができます。

それでは早速、イベントの様子を「入学」「学園生活」「卒業」の流れに沿ってご紹介します!参加者の声も交えながら、当日の雰囲気をお届けしますので、ぜひ最後までお楽しみください!
入学!なめ猫学生証でスタート
イベントの始まりは「入学手続き」から。受付では、80年代に爆発的なブームを迎えた「なめ猫」と一緒に写真を撮影し、オリジナルの学生証を作成することができます。学生証をもらうために行列ができました。この学生証を手にした瞬間、まるで青春時代にタイムスリップしたような気分になったのではないでしょうか。

参加者の皆さんが笑顔でカメラに収まる姿が印象的でした。参加者の方は「なめ猫にも興味があって来ました。世代なので懐かしいです」「なめ猫は気になっています」と答えており、なめ猫との写真撮影を楽しんでいる様子も見られ、青春時代を思い出すひとときを過ごしていたのではないかと思います。
また、入学時に会場での楽しみ方をご案内するパンフレットも配布し、1日のスケジュールを計画することができます。算数や理科、課外授業など懐かしい科目がいっぱいで、どこから回ろうか迷ってしまうほど。まるで学生時代の時間割を思い出すような演出があちこちに散りばめられていました。
学園生活!懐かしさと新しい発見がいっぱい
学園生活といえば日常的に行われる授業。算数、理科、社会など科目がいっぱいで参加者の方からは「算数や理科を日常生活で見なくなったので懐かしさを感じた」とお声をいただきました。科目ごとに健康や美容、食に関するさまざまな授業が受けられます。
理科:試験紙&高性能カメラで健康テスト
理科の授業では自宅で簡単に尿を使った栄養チェックが体験できる「Vivoo」が紹介されました。「家に帰ってから早速試してみたい」と、とても楽しみに話す方や「尿をかけて栄養素を測定できるのがよかった。家で試そうと思う」とのコメントがあり好評でした。

また、高性能カメラを使用した肌チェックができる体験授業も行っていました。女性の参加者が多くみられ、「腕のキメをみてもらってきれいだと言ってもらえたので嬉しかった」と笑顔で話し、診断結果に満足される方もいらっしゃいました。

社会:70年の歴史を体験しよう!新たな商品も登場!
社会の授業では、70周年を迎える「野菜フライ」とともに、70年前の食生活やヒット商品を振り返りながら学ぶことができました。また、今年発売予定の「お魚ハンバーグ(鮭)」「お魚ハンバーグ(鰯)」も登場し、それぞれを試食することで違いを楽しめる体験授業となりました。参加者の方は「試食できておいしかった。鮭のお魚ハンバーグは珍しいなと思ったし、お弁当にも合いそう」、「鰯がおいしかった」と話しており、良い体験ができたのではないかと思います。

保健室:最近の保健室のベッドは自動で動く!?
人にはそれぞれ眠りやすい角度(入眠角度)というのがあり、保健室では、入眠角度を調節できる自動運転ベッドを体験することができました。参加者の中には「介護される年齢にもなってきたので、こういう提案はとても参考になる」「自動で動いてくれるのすごいね」とご満悦にお話される方もいました。

保健体育:むくみの原因が明らかに!あなたのむくみ度合いをチェックしながら解決策を学ぼう
保健体育の授業では、「むくみとり事典」の医学監修を務められ、神奈川歯科大学大学院 総合医療学講座 特任教授の川嶋朗医師が登壇し、体のむくみの原因や解消法が学べる授業が行われました。特別ゲストとして同書のPR大使を務めるフリーアナウンサー尾崎里紗氏が応援に駆けつけ、多くの参加者が集まりました。
むくみ解消について興味がある方は、ぜひこちらから「むくみとり事典」をチェックしてみてください!
https://books.rakuten.co.jp/rb/18009678/

他にも、音楽や家庭科など、たくさんの科目で体験授業が実施され、この日限りの特別な学園生活を多くの方に楽しんでいただくことができました。
足の健康や豪華な旅行について専門家から学べる学園行事!
旅行学入門の「移動時間も“旅行”時間 ! クルーズの新常識を発見しよう」では、プリンセス・クルーズ セールス・マネージャー小森由里子さんが登壇。お得で、移動しながら旅行が楽しめる、アクティブ派ものんびり派も満足できるクルーズ旅行の魅力をたっぷりと紹介しました!参加する前からクルーズ旅行の魅力を知りたいという方も多く、「クルーズ旅行は高いイメージがありましたが、意外と手が届きそうな価格で驚きました」と感想を述べている方もいました。

また、足や歩き方の大切さが聞ける課外授業では、埼玉県済生会川口総合病院 皮膚科 主任部長の高山かおる先生とバルセロナオリンピック競歩日本代表の経歴を持つ園原健弘さんが登壇し、「足から支える健康寿命~今から始める一生歩けるフットケア~」と「100歳でも元気に歩けるSMART WALKING!」の2つの課外授業を実施しました。
足の健康を守るための具体的なケア方法や、正しい歩き方について学ぶことができました。インタビューした参加者の方は、「歩くのは基本的なことなのでとても参考になった」と話し、健康でいるためのヒントを得た様子でした。講義の後には、実際に体を動かしながら学べるウォーキングイベントも開催され、授業で学んだことをすぐに実践できる機会も設けられました。ウォーキングイベントについては、別コラムで詳しくご紹介しますので、ぜひそちらもご覧ください!

そのほか、3時間目の特別授業では、神奈川大学人間科学部の大後栄治教授による「マラソンのテクノロジーと人間の歩行機能」、同じく杉山崇教授による「マラソンと心理学的Well-Beingの脳心理科学:ワニの脳から始まる爽快シニアライフ」という講義を行っていただきました。その後、富士通陸上競技部でマラソン日本記録保持者の鈴木健吾さんにもご登場いただき、フリートーク形式でスポーツが心身に与える影響や健康的な生活を送るためのヒントなどについてお話しいただきました。

最後の4時間目では、学芸発表会が行われました。NPO法人日本国際童謡館童謡サークル「おんぷマン」や横浜木曜会による歌の披露、さらにケ・セラ・セラの和田綾子さん(ソプラノ)による発声練習が行われ、参加者も一緒に楽しむことができました。

楽しかった学園生活。達成感と共にご卒業!
1日の学園生活を終えた参加者には、卒業証書が授与されました。学園行事や体験授業を回ってスタンプを集めると、晴れて卒業生に!たくさんの方が笑顔でご卒業される姿が多く見られました。卒業された方の感想をいくつかご紹介いたします!

感想(カトウさん親子/神奈川県)
「アハ体験もあり、2人で写真のどこの部分が変わったのかを競い合いながら楽しんで見ていました。とても楽しかったです。」
次回の参加が待ち遠しい!また来年お会いしましょう!
「Back to School 2025」は、懐かしさと新しい発見が詰まった特別な1日となりました。参加者の皆さんは、学園生活や体験授業を通じて学生時代を思い出しながら、健康や生活の質を向上させるためのヒントを得ることができたようです。また、イベントを通じて参加者同士の交流も生まれ、会場は笑顔が溢れる温かい雰囲気に包まれていました。
算数、理科、社会、保健室など、たくさんの科目を今回のイベントでは、参加者それぞれが自分に合った情報や体験を楽しみ、毎日を健康に過ごすための知識を持ち帰ることができたのではないでしょうか。
次回のBack to Schoolでは、引き続き、神奈川県・神奈川大学との産学官連携イベントとして開催し、新しい科目を増やし、より多くの協賛企業と一緒に、さらに充実した内容をお届けしたいと考えています。今回参加できなかった方も、ぜひ次回は足を運んでみてください。新しい発見や楽しみがきっと待っています!
最後にスタッフみんなで「なめ猫」ポーズをした写真で締めくくります!最後までご覧いただきありがとうございました。
