冷蔵庫を開けたら「肉が腐っていた」「魚の切り身がなんだか臭う」…。そんな経験がありませんか。ちょっと手をかけると、食材のムダを減らすことができます。今回は、肉と魚の保存方法をご紹介します。
鮮度が落ちやすい肉・魚の保存のポイント
肉や魚は、処理をしないまま冷蔵庫で保存すると、すぐに鮮度が落ちてしまいます。まずは、肉の保存方法から紹介します。
肉類保存の基本は、とにかく空気に触れさせないこと。買ってきたらまずは、使う分ずつ小分けにし、ラップで包んで冷凍しましょう。スーパーのパックのまま冷凍庫に入れるのはご法度です。
●薄切り肉
使う分ずつ小分けにしてラップで包み、冷凍します。このとき、肉が折りたたまれていたら広げ、なるべく空気に触れないようにラップします。解凍は冷蔵庫に移して。
冷蔵庫で保存したいときは、薄切り肉に酒と塩をふって密閉袋へ。アルコールと塩分の力で菌の繁殖を防ぎつつ、うまみをアップさせてくれます。
●ひき肉
空気に触れる箇所が大きいひき肉は、もっとも傷みやすい肉。すぐに使わない分は、水分がなくなるまで炒めてから小分けにしてラップで包み、冷凍しましょう。スープや煮物には凍ったまま加えてOK。
●ハム・ベーコン
加工肉も、空気に触れるとぬめりが出て、傷みはじめます。使いきれない場合は、ラップに小分けにして冷凍しましょう。刻んで冷凍すると、凍ったまま使えて便利です。
次に魚の保存方法を説明します。傷みやすい魚介類ですが、工夫次第で長持ちします。切り身には塩をするのが基本ですが、保存食にアレンジすることで最後までおいしく食べきれます。
●鮭やぶりなどの切り身
切り身を買ってきたら、まず塩をふりましょう。20分ほどおいてペーパータオルで水気をふきとり、ラップで包んで冷蔵か冷凍を。
●貝類
貝類は買ってきたら塩水につけて砂抜きを。その後、水を毎日替えれば数日はもちますが、密閉袋に入れて冷凍しておくと便利。使うときは凍ったまま調理して。
肉と魚は安売りされていると、ついたくさん買ってしまう人も多いのでは。紹介した方法で保存すると、ムダなく食べることができます。食品ロスが減って、エコにも◎。賢く保存するのを習慣にしましょう。
監修
魚柄(うおつか)仁之助先生
食文化研究家
制作協力
からだにいいこと
創刊19周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。