ラクしておいしく 食品保存・食べきり技 卵・乳製品・主食編

ラクしておいしく 食品保存・食べきり技 卵・乳製品・主食編

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少し手を加えることで長持ちさせたり、保存性を高めて、かつおいしさもアップする料理法があります。今回は、卵や乳製品、主食などの食材に使えるテクニックをご紹介します。

主食、乳製品、卵をおいしく保存する方法

食べきれないときにおいしく長持ちさせるため、ちょっとの工夫や一手間を加えてみましょう。

●パン
風味が落ちやすいため、1食分ずつラップにくるんで、冷凍保存がオススメ。また、風通しの良い場所に干すとカチカチの干しパンに。非常用乾パンとして役立つほか、牛乳やジュースに浸すとやわらかく食べられます。すりおろして、パン粉として活用しても。

●パスタ
ゆでてしまって残ったパスタは、くっつかないよう一度水洗いしてからサラダ油をまぶして密閉袋に入れ冷凍を。なつかしのソフト麺として、ナポリタンなどの炒めパスタにどうぞ。

●チーズ
ナチュラルチーズは傷みやすいので、オリーブオイルに漬けておきましょう。傷みづらくなるうえ、安価なチーズも濃厚な味わいに。お好みのハーブを加えると、風味もアップします。

主食、乳製品、卵をおいしく保存する方法

●バター
バターは空気に触れると酸化し、冷蔵庫に入れておくと風味がどんどん消えていきます。使う大きさに切り、ラップで包んで冷凍に。

●卵
卵は保存性が高い食品ですが、たくさんゆでたときの活用法「ゆで卵のみそ漬け」をご紹介します。密閉容器に酒でのばしたみそを入れ、殻をむいたゆで卵を埋め込みます。3日~1週間ほど冷蔵庫に入れておくと黄身が濃厚になり、うまみが凝縮します。

期限切れで捨ててしまう食材を減らすことで、家計にも地球にもやさしい暮らしに! 今回紹介した方法で食材をおいしく保存してください。

監修

  • 魚柄(うおつか)仁之助先生

    食文化研究家

制作協力

  • からだにいいこと

    創刊19周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。

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