「切り干し大根」で脂肪を追い出す

「切り干し大根」で脂肪を追い出す

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体にたまった脂肪を何とかしたい――そんな方におすすめなのが「切り干し大根」です。切り干し大根の成分を効率的に摂って、よぶんな脂肪に働きかけましょう。

脂肪分解+排出に役立つ切り干し大根

大根は、脂肪分解を助ける「消化酵素」を含みます。特に切り干し大根は、余計な脂肪の排出に働くとされ、肥満や中性脂肪値が高い人におすすめです。
中性脂肪値が高い人が毎日切り干し大根のエキスを飲み、2〜3カ月で数値が正常域に下がった例も少なくないのだそう。

◎脂肪の分解を促す栄養素が凝縮
大根は日光を当てて干すと、ビタミンやミネラルが凝縮します。切り干し大根には、消化酵素以外にも脂質や糖質の代謝を促すビタミンB群などの栄養価が多く含まれています。
また、生の大根は体を冷やしますが、「天日干し」した大根は体を温めるように働く食材です。切り干し大根は、国産で自然豊かな土地で作られた天日干しのものを選びましょう。

◎分解された脂肪を便と一緒に排出
切り干し大根には、腸内環境を整える食物繊維も含まれています。
体内の古い脂肪は、切り干し大根の栄養素の力で分解され、便と一緒に排出されやすくなるのだそう。脂肪が体内に蓄積しにくくなると、自然に脂肪がつきにくい体になっていきます。

脂肪分解+排出に役立つ切り干し大根

食物繊維が溶け出た切り干し大根茶やスープは、便通を促すのに役立ちます。
お茶やスープにしたあとの〝出がらし〟にも不溶性食物繊維がたっぷりあるので、残さず摂取しましょう。みそ汁の具にしたり、ハンバーグに入れたりして丸ごと食べれば、材料をムダに余らせることもなく食品ロスにもつながります。

切り干し大根の活用レシピをご紹介します。

〔切り干し大根茶〕
飲むタイミングはいつでもOK。食事中に飲めば、料理に含まれる余計な油の分解もサポート。空腹時に飲むと満腹感を得らえるので、ムダ食い防止にもなります。

〈材料〉1杯分
切り干し大根 ひとつまみ
お湯 150㎖ほど 

〈作り方〉
1)切り干し大根をカップに入れて、お湯を注ぐ。
2)フタをして1分ほど蒸らす。切り干し大根は取り出して料理に使っても、入れたままにして最後に食べてもOK。

〔切り干し大根スープ〕
じっくり煮出せば栄養素が溶け出て、デトックス効果がアップ。全身の脂肪の撃退に働いてくれます。

〈材料〉2杯分
切り干し大根 10g
水 400㎖

〈作り方〉
1)切り干し大根をほぐし、水100㎖を加えて戻す。
2)5分置いたら切り干し大根を軽くしぼり、みじん切りにする。戻し汁は取っておく。
3)戻した切り干し大根、戻し汁、残りの水300㎖を鍋に入れ、弱火にかける。沸騰したら鍋にふたをして、さらに20分ほど煮る。
4)3をザルでこす。スープは冷蔵庫で3日ほど保存が可能。温めてそのまま飲む他、昆布やシイタケと合わせて出汁として使うのも◎。

保存性が効く乾物は、旬の時期に大量に作ることができます。ハウス栽培などで作ったときの膨大なエネルギー消費を抑えることにもつながり、環境にもやさしくなります。
切り干し大根で溜まった脂肪を体の奥から追い出し、スッキリきれいになりましょう。

監修

  • 三浦直樹先生

    みうらクリニック 院長

制作協力

  • からだにいいこと

    創刊19周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。

【参考文献】
・「ダイコンの成分」/原正和・著
・「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」/厚生労働省
・「大根と日本人」豊橋創造大学短期大学部研究紀要 第36号

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