ひざの裏は、血流アップのケアをするのにとても効果的な部位なのだとか。簡単にできる「ひざ裏もみもみ」に、ぜひトライしてみて。
動脈、静脈、リンパを一度にケアできる
血流の悪化は万病の元。冷えやむくみなど、さまざまな不調につながります。
心臓から送り出された血液は、動脈を通って全身に巡り、静脈を通って心臓に戻ります。
しかし、静脈の血液は足から心臓へと、重力に逆らって向かうため滞りやすいのです。
特に座りっぱなし、立ちっぱなしの状態が長時間続く人は、脚の静脈の血流が滞りがちです。ひざ裏が張ったり、硬くなっていたら、静脈が滞っているサインです。
ひざ裏は筋肉が薄くて刺激が届きやすく、動脈、静脈、リンパを一度にケアできる数少ない部位です。
ひざ裏を押して血管を圧迫してから力をゆるめることで、動脈の血液が一気に流れて静脈の血流も促進。すると体温が上がりやすくなります。また、リンパの流れも良くなっていきます。
そこで、習慣にしてほしいのが、朝イチの「ひざ裏もみもみ」です。血液とリンパの流れがスムーズになることで、朝から体温と全身の代謝が上がり、冷えやむくみの改善が期待できます。
脚に毎朝ふれることで、自分をいたわってあげれば、心も癒されて自律神経も整いやすくなります。
〈ひざ裏もみもみのやり方〉
1)床に座って右足をまっすぐに伸ばし、左脚のひざを曲げて立てる
2)伸ばしている右ひざ裏のくぼんだ部分を、両手の親指以外の指で強く押し、5秒キープ。脈がドクンドクンと感じられるくらいの力で押して
3)パッと指の力を抜き、10秒ほどひざ裏をさする
4)1〜3を10回繰り返したら、左脚も同様に行う
血流が促進し体温が上がれば、暖房の温度設定を低くすることができ節電効果も得られます。朝イチの「ひざ裏もみもみ」習慣で、温かい体づくりを目指しましょう。
監修
里見英子先生
内科医、里見英子クリニック院長
制作協力
からだにいいこと
創刊20周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。
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アンケート期間
2025年2月21日(金)10:30~ 2025年2月27日(木)23:59
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