おうちホワイトニングで白い歯に。監修 宝田歯科医院院長 宝田恭子先生。歯とお口の健康相談室 楽天シニア

おうちホワイトニングで、笑顔に自信が持てる「白い歯」に

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制作:楽天シニア

黄ばんだ歯は、思った以上に年齢を感じさせるもの。口元に自信がないと、大きく口を開けて笑ったり話したりすることがおっくうになりませんか?毎日の歯みがきタイムで手軽にできる黄ばみ対策で、若々しい口元を目指しましょう。

加齢とともに歯が黄ばむのはなぜ?

※イメージ画像(宝田恭子先生ご提供)

「若い頃と比べて、歯の黄ばみが気になるようになってきた」という人は多いのでは?加齢とともに歯が黄ばみやすくなる理由を、宝田歯科医院の宝田恭子先生に解説していただきました。
 
「歯が黄ばむ理由はいろいろありますが、中高年の場合、主な原因は、食事や歯みがきによって歯の表面を覆う『エナメル質』がすり減り薄くなるためです」
 
エナメル質の97%はハイドロキシアパタイトというリン酸カルシウムの一種からできています。
 
ふだん、口の中は唾液の働きによって中性を保っていますが、食事をすると酸性に傾き、エナメル質が溶け出す『脱灰(だっかい)』という現象が起こります。一方で唾液には酸を中和し、エナメル質を修復する『再石灰化』作用があります。

脱灰、再石灰化

「脱灰と再石灰化が繰り返されることで歯の健康が保たれていますが、年齢を重ねた分だけ脱灰は進み、歯の表面の目には見えない細かな傷も増えます。その部分に飲食物の着色成分が付着、蓄積することで、若い頃よりも黄ばんで見えるように。また、毎日歯をみがく際、ゴシゴシ強い力で歯みがきをすることでもエナメル質はすり減ってしまいます」

みがき残しも黄ばみの原因に

50歳前後は加齢によってかみ合わせが悪くなり、歯をみがきにくい箇所が出てきやすい時期です。みがき残しも、黄ばみの原因になります。
 
「みがき残し部分はいわゆる『プラーク』と言われるもので、そのまま取り切れず1週間も経てば立派な『歯石』になり、歯ブラシでは落とせません。そうなると、見た目もツヤなくなり、黄ばんで見えてしまいます」

間食の回数を減らして再石灰化を助ける

歯の黄ばみを防ぐには、どのようなケアをすればよいのでしょうか。
 
「一番大切なのは、口の中に食べ物を入れる回数を減らすこと。頻繁に間食をしたり、“だらだら食べ”をしたりすると唾液による再石灰化が追いつかず、口の中が酸性に傾いたままになるため、脱灰が進みやすくなります。食事と食事の間には十分な間隔を空け、間食の回数を減らすことで、唾液が歯を修復する時間を確保しましょう」

唾液の分泌量を増やして口の中を潤す

唾液には、歯の表面に付着した汚れを洗い流す働きもあります。
 
「食事の際は1口につき30回程噛んで唾液をしっかり出すことを意識しましょう。姿勢を意識して噛む回数を増やし、食材によく唾液を絡ませることが重要です」

歯みがきは「やさしく」「じっくり」

そして、有効活用したいのが毎日の歯みがきタイムです。今は白い歯でも、毎日ケアしないと次第に黄ばんでしまいます。
 
「歯みがきを正しく行うことで、着実に黄ばみ予防の効果を積み重ねられます。歯みがきは1本1本やさしく、ていねいに行うのが基本。歯ブラシを大きく動かすと力が入ってしまうので、小刻みに動かし、みがく順番を決めておくと、みがき残しを防ぐことができます」
 
加齢とともに歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができやすくなるので、歯間ブラシやフロス、糸ようじなど、口腔ケアグッズを併用してケアすることがポイントです。

黄ばみを防ぐ、歯みがき剤の選び方

歯みがき効果をさらにアップさせるためには、歯みがき剤選びも重要です。
 
歯みがき剤を選ぶ際は、パッケージの裏面にある成分表をチェックしましょう。中でも注目したいのは、再石灰化作用などにより、歯を白く丈夫にする効果が期待できる成分「薬用ハイドロキシアパタイト」。歯の表面についた細かな傷を修復し、なめらかにする作用もあるといわれています。
 
その他、歯石の沈着をブロックするには「ゼオライト」、たばこのヤニによる着色汚れの除去には「ポリエチレングリコール400」(PEG-8)や「ポリビニルピロリドン」(PVP)がおすすめです。加えて、歯周病や口臭、知覚過敏症状など、お口を健やかに保つ成分も入っていると、お口のトータルケアができます。
 
パッケージには成分が多い順に記載されているので、チェックしてみましょう!

歯みがき剤は1ヶ月以上使い続けて

50代からの黄ばみ対策は、若い頃と違って、すぐに効果が得られるものではありません。研磨剤は着色汚れを落としやすい半面、中高年の場合はエナメル質が削られて薄くなってしまうため、かえって歯が黄ばんで見える場合もあります。
 
エナメル質を補修する成分が配合された歯みがき剤を1ヶ月以上使い続けることで、だんだんと変化が現れ、笑顔にも自信が持てるようになります。

まとめ

・年齢とともにエナメル質が薄くなることで着色成分や汚れが沈着し、黄ばみが目立つようになる
・50歳からの黄ばみ対策は「間食の回数」と「ていねいな歯みがき」
・歯本来の白さを取り戻すのには時間がかかる
・市販の歯みがき剤で対策するときは「薬用ハイドロキシアパタイト」が配合されているかどうかにも注目

監修

  • 宝田恭子(たからだ きょうこ)先生

    宝田歯科医院院長

    40年以上歯科医師として従事し、「長く、美しく、健康に」をモットーに、メディアでも活躍している。

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