ダンスそのものが、美と健康を保つ秘訣

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制作:楽天シニア

「楽天シニアリズムdeリフレッシュ(ヤマハ)定額プラン」で活躍している話題の先生にスポットライトを当て、講師になった背景や元気でいられる秘訣について伺いました。

音楽と共に育った私の原点

私がダンスに興味を持ったのは、幼少期の家庭環境が大きかったですね。母は保育士でギターやピアノを弾き、兄たちはベースを弾いたりDJをしていたりと、家の中はいつも音楽であふれていました。その影響で自然と音楽に親しんでいましたね。ダンスとの出会いで一番古い記憶は、小学校低学年の頃です。兄が海外のダンサーの映像を流してDJの練習をしている時に、私はその音楽に合わせて踊っていたものです。それが本当に楽しくて。当時の私は、まだダンスの「ダ」の字も知りませんでしたが、リズムに合わせて体を動かす喜びだけは、今でもしっかりと覚えています。 
 
ダンスを本格的に始めるきっかけは、小学6年生の時に友人が通っていたダンス教室に誘われたことでした。教室に足を踏み入れると、壁一面に広がる鏡の前で、みんなが音楽に合わせて踊っている光景が目に飛び込んできました。その光景を見た私は、たちまち心を奪われたのです。音楽が響く中、先生の動きに合わせて体を動かすと、自分が音楽と一体になったような感覚が生まれました。その日から「もっとダンスをやりたい!」という思いが強くなり、夢中でレッスンに通うようになりました。当時はまだ習い事でダンスをしている人は少なく、周囲からは珍しがられることもありました。しかし当の私は、レッスンのたびに新しいステップを覚え、少しずつ上達していくのが嬉しくて仕方ありませんでした。 
 
中学生になると、ダンススクールに通うために部活動はせず、週に4~5回レッスンに通うほど夢中になりました。この頃から少しずつ「ダンスを仕事にしたい」という気持ちが芽生え始めていたのです。 
 
高校生になってもその情熱は消えず、ダンス漬けの毎日は続きました。2年生に差しかかる頃でしょうか、通っていたダンススクールからインストラクターのお誘いをいただきました。「ダンスが仕事になる!」と喜んで引き受けたものです。ここから現在まで約20年間、インストラクター業が続いていくわけで……本当にありがたい話です。 
高校生ですから、まだまだ技術も指導も未熟ではありました。ですが、人に教えることの楽しさややりがいを感じ、「ダンスを通じて誰かの心を動かせる存在になりたい」という思いがさらに強まっていきました。 
 
そして高校卒業と同時にプロダンサーを目指すべく養成所に入ることを決めました。ジャズダンスやヒップホップ、今も続けているハウスダンスなど、幅広いジャンルで技術を磨き続けました。特に、ハウスダンスの四つ打ちリズムが自分の中でしっくりと馴染み、現在もその魅力を感じながら踊り続けています。 
 
当時はまだダンスだけで生計を立てるのが難しかったため、アパレル業界で働きながらダンスの講師として活動していました。しかし、どんな環境でも「ダンスが私の軸」であり続けたことが、今の自分を作ってくれたのだと思います。

ダンスが教えてくれる自己表現

私にとってダンスの一番の魅力は、やはり「自分を表現できること」にあります。音楽に合わせて自由に体を動かし、観客からの反応を直接感じられる瞬間は、心が満たされる幸せな時間です。特に、スポットライトを浴びながら歓声の中で踊るときの高揚感は、言葉では表せないほど。こうした瞬間にこそ、ダンサーとして生きている実感を強く得られ、ダンスの持つ特別な魅力を感じます。 
 
ダンスは他のスポーツと違い、「勝ち負けのない世界」です。結果や順位にこだわるのではなく、自己表現そのものが楽しさの源になります。上手い下手ではなく「自分らしさ」がそのまま価値になるところも、ダンスの大きな魅力です。音楽に合わせて思うままに体を動かすことで、感情やエネルギーが解き放たれ、自由になれるのです。 
 
また、ダンスは「誰でも気軽に始められる」のも魅力です。最初から難しいステップを踏む必要はありません。音楽に合わせて体を揺らすだけでもそれは立派なダンスです。初心者の方には、完璧を目指すよりも、音楽に身を委ねることから始めてほしいですね。ダンスは自分を自由に表現し、誰とでも一緒に楽しめる素晴らしいツールです。難しく考えず、ぜひ多くの方にダンスに挑戦してもらいたいです。

かっこいい女性であるために

かっこいい女性って、やっぱり挑戦をやめない人だと思います。挑戦するというのは、ただ新しいことを試すだけではなく、自分の価値観や生活スタイルを少しずつ広げる努力でもありますよね。私も日々、「新しいことに挑戦する」を意識しています。例えば、私であれば普段は手に取らない色の洋服を試してみたり、今では趣味になりましたが、サーフィンを始めてみたりと、些細なことでも「変化」を受け入れるところから始めています。 
 
こうした挑戦には、もちろん不安や緊張も伴います。でも、そこで言い訳をせず、まっすぐ前を向いて進む女性はとても素敵だと感じますね。私もそんな姿勢を大切にしながら、いつの間にか「もっと自分らしい生き方」を模索するようになりました。新しいことに挑戦することで、少しずつ自信が積み重なり、自分の可能性が広がっていく感覚を得ることができるからです。 
 
そして、挑戦を続けるうえでの私のモットーは「迷ったら楽しい方を選択する」。この言葉には、ただの楽しさだけでなく、未知の世界への一歩を踏み出す勇気も含まれています。 
 
楽しさを感じる方を選ぶことで、自分の枠がさらに広がり、いずれ「かっこいい女性」に近づくと信じています。挑戦とは必ずしも大きなものではなく、小さな一歩一歩の積み重ねでいいんです。

LISA先生のとある一日

6:30~7:00 起床 
一日の始まり、今日も元気にスタートです! 
 
7:00~8:00 ストレッチ 
朝のストレッチで体をゆっくりとほぐし、血流を促します。やるとやらないとでは一日のパフォーマンスに大きく差が出ます。 
 
8:00~9:00 朝食 
バランスの取れた朝食を心がけています。野菜も重要ですが、タンパク質も意識して摂るようにしています。 
 
9:00~10:30 準備、レッスンの確認 
その日のレッスン内容を確認して、万全の準備を整えます。 
 
10:30~12:00 移動 
移動中はダンスの動画を観ていることが多いです。他のダンサーの踊りからインスピレーションを受けることも少なくありません。 
 
12:00~18:00 レッスン×2回 
レッスンは真剣!生徒さんと一緒に気持ちいい汗を流します。 
 
18:00~19:30 移動、動画制作 
今後のレッスン動画の構想や動画編集をします。 
 
19:30~21:00 夕食 
夕食は一日頑張った自分へのご褒美。たまには晩酌をするなど、節制しながらも自分時間を楽しみます。 
 
21:00~22:00 お風呂 
お風呂で体も心も温めて、疲れをリセットします。 
 
22:00~23:00 ストレッチ 
就寝前にも必ずストレッチ。心地よく一日の終わりを迎えます。 
 
23:00~24:00 就寝・振り返り 
ベッドの中で今日の出来事を振り返ります。良い日も悪い日もあるけれど、今日も無事終えられたことに感謝をします。

美と健康を保つ秘訣

美しさと健康を保つためには、自分の体としっかり向き合い、日々のケアを積み重ねることが大切です。ダンサーは、体が資本ですから、体調管理には特に気を使っていますね。私は毎日2リットル以上の水を飲み、栄養バランスを考えた食事を心がけています。適度な炭水化物やビタミンを意識的に摂ることで、ダンサーとしての体を支えるエネルギーが得られるんです。

また、体調は動きの中で敏感に感じるので、少しでも調子が悪いときは無理をせず、その日のコンディションに合わせて調整をしています​。例えば、むくみや体の重さを感じるときはリンパマッサージで血流を整えますね。それと、朝晩のストレッチは欠かせませんね。体の柔軟性を保つことは体の不調の予防にもなります。こうした日々の小さなケアが、ダンサーとしてパフォーマンスを支える基盤となっています​。 
 
私のリフレッシュ法は、ダンスそのものが一番です。ストレスを感じるときは、好きな音楽に身を任せて踊ることで、自然とポジティブな気持ちに戻れます。こうして毎日少しずつセルフケアを続けることで、美しさと健康を保ち、自分にとってベストな状態を維持しています。

初心者も安心!シンプルな言葉で伝える「からだ de リズム」

私が「からだ de リズム」の講師を始めたきっかけは、コロナ禍により対面でのレッスンができなくなったことからでした。「お家でもダンスを楽しんでほしい」という思いから個人で動画を配信し、ダンスの基本をシンプルに楽しく伝えていました。そのコンセプトや指導法がヤマハさんの目にとまり、講師として声をかけていただきました。「もっと多くの方にダンスを身近に感じてほしい」という願いがつながり、「からだ de リズム」が誕生しました。 
 
指導は、動きをわかりやすくシンプルな言葉に置き換えて伝えることを心がけています。約20年間インストラクターとして教える中で、「言語化する力」の大切さを実感し、伝え方を磨いてきました。生徒さんが少しでも成功したときには、それをシンプルな言葉でしっかり褒め、自信につなげてもらうよう意識しています。私のレッスンでは、特にダンスが初めての方に最初の一歩を楽しんでもらう自信があります。 
 
「からだ de リズム」では、特にシニア世代の方が安心して楽しめるように、難しい動きではなく、音楽に合わせて体を動かすこと自体を楽しんでいただくことを重視しています。レッスン後には「楽しかった!」と感じていただき、次回への意欲や目標を持ち帰ってもらえるように工夫をしています。 
 
ダンスは年齢や経験に関係なく、自由に自己表現ができる素晴らしい手段です。ぜひこの機会に、リラックスしてダンスの楽しさを体験していただきたいと思っています。

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制作協力

  • からだ de リズム LISA先生

    楽天シニアリズム de リフレッシュ(ヤマハ)講師

    幼少期からストリートダンスを習い、学生の頃からダンスインストラクターとして活動。その後、プロダンサーとしてさまざまな場で活躍し、プロダンサー養成所やダンス部強豪校などでダンス指導を行ってきた。自身のYouTubeチャンネル『ビギスタ』での分かりやすいレクチャー動画は好評を得ている。 

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