皮膚科医が解説。こんな爪トラブルは受信して!科研製薬株式会社。埼玉県済生会川口総合病院皮膚科主任部長、高山かおる先生

こんな爪トラブルがあったら受診して!症例画像を皮膚科医が解説

更新日:

広告主:科研製薬株式会社
制作:楽天シニア

梅雨が明け、いよいよ夏本番。素足で過ごすことが増えてきますが、あなたの足爪は健康な状態を保てていますか?白く濁っていたり、分厚くなっていたり、変形したりしていたら、それは爪水虫のサインかも。早期発見・治療で健康な爪を取り戻しましょう。

素足の季節到来、あなたの足爪は大丈夫?

素足やサンダル履きになると気になるのが、足の爪。靴下を履いている季節は見逃していた、ちょっとした異変はありませんか?

巻き爪や陥入爪(かんにゅうそう)など爪のトラブルはいろいろありますが、そのなかでも気づきにくいのが「爪水虫」。「白癬菌(はくせんきん)」というカビの一種に感染することで発症する感染症です。痛みやかゆみを感じにくいため、気づかずに症状を悪化させている場合もあります。爪が白く濁る、分厚くなる、変形している場合は、爪水虫のサインかもしれません。

足爪の健康習慣、取り入れていますか?

爪の異変に気づくためには、日頃から正しいケアを取り入れることが大切です。ふだん何気なくやっている爪切りや入浴を、この機会に見直してみましょう。

足爪のケアは、見た目はもちろんですが、歩くためにとても重要です。足の爪は体を安定させ、歩くときに指先にかかる力を支える働きを担っています。爪がなければ地面を蹴ることができず、地面からの力も十分に受け止めることができません。そのため、爪トラブルがあると、転倒しやすくなります。

いつまでも自分の足で元気に歩き続けるためにも、足爪の健康習慣を取り入れましょう。

楽天シニアユーザーの約5割が「足爪に異常あり」

爪の健康状態をチェックする際は、「つ・め・に・へん・か」というキーワードを覚えておくのが便利です。

爪のチェックポイント。つみかさなる・分厚くなる、めりこんで痛い、にごる・色が変わる、へんけいしている、かけている

このチェックポイントをもとに、楽天シニアユーザーにアンケートを行ったところ、約5割の人が「自分の足爪に異常がある」と答えています。

あなたの現在の爪の状態を教えて下さい。濁っている、色が変わっている 17.2%。積み重なっている、分厚くなっている 16.7%。変形している 16.6%。水虫にかかったことがある、もしくは今かかっている 15.1%。めりこんで痛い 8.2%。欠けている 7.0%。靴をはいたり、歩いたりするときに爪の部分が痛い 6.8%。その他(異常あり) 1.6%。異常なし 48.8%。楽天シニアユーザー10241人の回答より

そのうち、爪水虫のサインでもある「濁っている、色が変わっている」が17.2%、続いて「積み重なっている、分厚くなっている」が16.7%という結果でした。

「つ・め・に・へん・か」に当てはまる症状がある場合は、早めに皮膚科に相談してみましょう。

皮膚科医が解説「こんな足爪は早期受診を!」

では実際、どんな爪に爪水虫の疑いがあるのでしょうか。皮膚科医の高山かおる先生に、楽天シニアユーザーから投稿してもらった足爪画像(※1)の中から「濁る、色が変わる」に当てはまる画像を選定、解説してもらいました。

前回のアンケートに協力いただいた方の爪の状態について私が解説します!高山かおる先生。4つの爪の状態の写真

「1~4、いずれの画像も爪水虫が疑われますね。爪水虫になると、爪が白色や黄色に濁ったり、分厚くなってボロボロと欠けやすくなったりします。濁りの程度や範囲に関係なく、少しでも濁りが見られる場合は、爪水虫の可能性があります。2のように縦線が入り、凹凸がある場合も典型的なサイン。4のように黒色や緑色に濁っている場合は、ほかの病気を併発しているかもしれません」(高山かおる先生)

爪白癬は、痛みやかゆみなどの自覚症状がないことが多く、何年も放置してしまいがち。しかし、このような状態を放置しておくと、家族に白癬をうつしてしまったり、爪がだんだんと分厚くなり、自分で爪切りができなくなったりすることがあります。さらに症状が進行すると、歩行機能の低下や転倒リスクの上昇につながることもあります。

「ご高齢になってから自分で爪が切れなくて困っている、と受診される方が多いですが、自分が爪水虫だと気づいていないケースがほとんどです。治療には1年~1年半かかりますが、早めに治療を始めればその分、早く治るので、早期発見・早期治療がカギ。日頃から爪をチェックし、異変があればすぐに皮膚科に受診していただきたいですね」

爪水虫の検査は10~15分ほどで、爪の一部を爪切りなどで採取し、顕微鏡で調べます。基本的に痛みもありません。爪の濁りや変色に気づいたら、皮膚科医を受診してみましょう。

まとめ

・「痛み、かゆみなどの自覚症状がないから放置してよい」は大間違い
・爪の異変は放置せず、「つ・め・に・へん・か」に当てはまる症状があれば、皮膚科を受診することが大切
・爪トラブルの中でも気づきにくい爪水虫は早期発見・治療がカギ
・爪水虫の治療は時間がかかるので、根気強く今から治療を始めて来年の夏はきれいな爪で過ごすことを目指しませんか

監修

  • 高山 かおる

    埼玉県済生会川口総合病院皮膚科主任部長

    日本フットケア・足病医学会理事。2015年、体の土台である足の問題を根本から解決するために「足育研究会」を立ち上げ、フットケアの重要性について日々啓発活動を行っている。

※1 コラム「意外とできていない!?『足ケア習慣』で爪の健康を守ろう!」内アンケート(2025年2月10日~2025年3月11日)より収集

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2025年8月8日(金)10:30~ 2025年9月7日(日)23:59

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