骨の老化は、骨粗しょう症を引き起こすだけでなく、シワやたるみの原因にも。「フラミンゴ立ち」で骨を刺激して、丈夫な骨を作る細胞の働きを活性化させましょう。
片足に負荷をかけて骨を作る指令をオン!
骨の老化は目で見えないため、対策を怠りがち。しかし、若いうちからスカスカになり、40代で骨粗しょう症を発症することも。またアメリカの研究で、骨粗しょう症によって顔の骨がヤセると、皮膚が余ってシワやたるみが増えることがわかっています。
骨は皮膚と同じように新陳代謝しています。そのメカニズムは「破骨細胞」が骨を壊し、「骨芽細胞」が血液中の栄養素から骨を作るというもの。
女性ホルモンには、骨の破壊を阻止し、骨形成をサポートする働きがあります。この女性ホルモンが減ることで、骨粗しょう症は女性の方が多く発症するとされています。
健康と美容に影響する骨の老化予防は、今すぐはじめるべき。骨は刺激が加わると「丈夫になろう」と強くなります。そこでおすすめなのが片足で立つ「フラミンゴ立ち」です 。体重を片足にのせて負荷をかけることで、骨を刺激する方法。フラミンゴのように片脚で立つだけなので、どこでも簡単にできます。
まず、壁やテーブルに手をかけ、両足をそろえてまっすぐ立つ姿勢からスタート。
良い姿勢を保ったまま片脚を上げ、もう一方の脚に体重をのせましょう。
バランスを保ち、1分間静止したら、反対の足も同様に行います。1日左右6回ずつ行うのが目安です。
骨を鍛えて、動ける若い体を作れば、歩くことがラクに楽しくなって、乗り物によるCO2排出量を抑えることにもつながります。外出する時はいつもより長めに歩いてみてはいかがでしょうか。
監修
太田博明先生
川崎医科大学産婦人科学2 特任教授
制作協力
からだにいいこと
創刊19周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。
【参考文献】
・Aesthetic Surg J 2006;26(suppl):S4-S9.