東洋医学で、中指は頭や首、肩につながるとされる部分。呼吸しながら中指を回すなどしてほぐすことで、つらい頭痛や首コリが改善できます。自律神経のバランスを整える作用もある「中指まわし」で、不調のない体を作りましょう。
自律神経を整え血流もアップ
「中指まわし」は、呼吸をしながら手指を刺激することで自律神経のバランスを整え、痛みやコリを改善します。これは東洋医学の「部分は全体を表している」という考え方に基づいた方法。中指は、頭から首、脊椎にかけてを表しているので、このポイントを刺激することで、頭痛や首コリがとれ、自律神経が整うのです。
いつでも手軽にできますが、特に入浴時や寝る前に行うのがおすすめです。食後30分間は行うのを控えてください。
〈「中指ほぐし」のやり方〉
1)中指の3カ所を順にひねる
お腹に左手のひらの当てる(指は浮かした状態で)。右手で、左手中指の爪の両脇をつまみ、手前に10 回、奥に10 回、声に出して数えながらひねる。次に、第1 関節と第2関節の間、第2 関節と指の付け根の間も同様につまんでひねる。
2)中指をつまみ、大きく回す
右手で、左手の中指の爪のあたりをつまんだら、手前に10 回、奥に10 回、声に出して数えながら、ぐるぐると大きく回す。
3)中指の根本から先までさする
太ももに左手をのせ、息を吐きながら、右手で中指の根元から爪の先までをさする。10 往復させる。
4)中指を根本から引っ張る
左手の中指の根元を右手で握る。息を吐きつつ、指先に向かって中指がすぽーんと抜けるまで引っ張る。首や背中を引っ張り伸ばすイメージで3 回行う。
5)手を反対にして1 ~ 4を行う。
頭痛やコリを解消すれば、体をラクに動かせるようになります。健康のために歩くことも楽しめるように。乗り物を使わずに歩くことで、環境にやさしく。地球にいいことを意識しながら、すき間時間に中指をほぐしてみてください。
監修
長田夏哉先生
田園調布長田整形外科院長
制作協力
からだにいいこと
創刊19周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。
【参考文献】
・『中指を回すとすべての痛みが消える』