重心をかかとに置くようにして歩くと、全身の筋肉がまんべんなく使え、体に負担がかかりにくくなります。腰痛などが楽になるという「かかと重心歩き」をご紹介します。
2本の線の上を歩くようにする
現代人は、足の指やつま先から着地して歩きがち。こうした歩き方は、体の一部に負担が偏ってしまうので、重心は「かかと」に置くのがよいのだそう。
この歩き方は、自身も長らく腰の痛みと闘ってきた考案者の経験から生まれたものです。
完全にかかと重心で歩くのは難しいので「かかと重心で歩いている感覚」で歩くのがコツです。それでも、つま先重心で歩いていた時に比べて、腰が軽く感じるはず。太ももの筋肉にも刺激を与えることで、下半身もすっきり細く。 Wの効果を実感してみてください。
<「かかと重心歩き」のやり方>
1)足の外側に体重を乗せて立ち、まずその場で足踏みをします。お尻の筋肉を締めて立つと、足の外側に体重がかかるので、この感じで足踏みをしてみて。股関節からしっかり脚を持ち上げ、上げる脚より先に体を前に出さないように気をつけましょう。
2)足踏みをしている感覚で、ゆっくり前に進みます。前に出す脚には力を入れず、ひざをやわらかく使って着地を。左右の足の間はこぶし1つ分以上あけ、右は右の線、左は左の線と2本の線の上を歩くようにします。すると、自然と重心が足の裏の外側に。
腰に負担のかからない歩き方なら、車やバスを使わずにどんどん歩けて環境負荷も減らせます。今日から歩き方を変えてみてはいかがでしょうか。
監修
中島武志先生
歩行指導専門家
制作協力
からだにいいこと
創刊19周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。