使い切れないエネルギーは、脂肪として蓄えられます。そこで脂肪になる前に、使い切ってしまいましょう。「食後10分歩き」を毎日の習慣に。
糖はすぐエネルギーになり燃えやすい
ごはんやパン、めん類、おやつなどの炭水化物にたっぷり含まれる糖は、血糖値を上げ、すぐにエネルギーとなる性質があります。一方、使いきれないと脂肪として蓄えられるので肥満の原因にも。ただし、すぐにエネルギーになるということは燃えやすいともいえます。
炭水化物を食べてから、糖の消化・吸収がピークになる食後60〜90分までの間に運動をしましょう。おすすめは10分程度の早歩き。糖を燃やすにはもってこいの有酸素運動です。
これは食事制限するのと同じくらい効果的な、血糖コントロール法となります。習慣にすると「血糖値が上がりにくい=太りにくい体質」になれるのです。体のしくみを上手に利用して、炭水化物を食べても太らない体を作りましょう。
<「食後10分歩き」のシンプルルール>
ルール1
炭水化物を含む食事を摂ったら、血糖値がピークになる60〜90分以内には運動が終わるように、歩き始めましょう。だいたい食事から1時間以内が運動の目安です。
ルール2
「息が上がる」「涼しい気温の時もちょっと汗ばむ」程度の運動強度を目指して。腕を大きく振り、早歩きで10分ほど歩きましょう。朝食、昼食、夕食、間食、どのタイミングでもOKです。
食後はバスや電車を使わずに、速足で目的地まで歩くように心がければ、CO2排出量を抑えることにもつながって一石二鳥です。「食後10分歩き」を習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
監修
小田原雅人先生
東京医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科主任教授
制作協力
からだにいいこと
創刊19周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。