「綿棒耳つぼ押し」で食欲を抑える

人の本能である食欲を抑えるのは至難のワザ。でも耳つぼを刺激することで、正常な食欲をサポートしてくれます。

耳つぼで暴走食欲を抑える

「食べたい！」という気持ちを抑えるのは難しいもの。そこで注目したいのが、つぼの効果です。耳のつぼには、食欲を抑えるように調整してくれるものがあります。暴走した食欲は、耳つぼで適正な食事量にリセットしましょう。

食欲コントロールに効果的な、2つのつぼをご紹介します。

＜食欲抑制に効く耳つぼ＞

●「肺」
耳の穴のすぐ横にあるツボ。耳の穴から、外側に少しずれた位置です。ここを刺激すると、少量の食事でも満足感がアップし、食べたい気持ちを和らげるとされています。

●「神門（しんもん）」
耳上部にある軟骨がY字型に分岐する位置にあるつぼ。空腹感を軽減するとされるつぼです。リラックス効果も期待できるので心が落ち着き、食欲の暴走を止めやすくなります。

これらのツボを、綿棒で押していきます。最初は鏡で位置を確かめながら行いましょう。
ツボに対して綿棒を垂直に当て、やや強めの力でグッと押します。両耳にある「肺」と「神門（しんもん）」のツボを、食前に各10秒ほど押しましょう。イタ気持ちいいくらいが目安です。
まちがえて耳の穴に差し込まないよう、十分注意してください。

食欲が抑えられないときは、すぐにこの綿棒耳つぼ押しをしてみて。
さらに“体の声”に耳を傾けるとより効果的です。食事中は、満腹になっていないか、本当にこの一口が必要なのか、自分の状態を確認しながら食べるのが大切です。
また、よく噛んで食べると満足感がアップしやすくなります。

過剰な食欲を通常に戻すことは、飽食の時代の脱却にもつながり、食品ロスの軽減にも。適度な量をおいしくいただく、体の負担にならない食べ方を目指していきましょう。