腰を後ろに反らしたときに痛みが走って、日常生活で困ったり、歩きにくくなっていませんか。そんな方におすすめのエクササイズをご紹介します。
縮こまった腰回りやお尻を伸ばす
腰痛には、後ろに反らしたときに痛みが出るタイプと、体を前に曲げたときに痛くなるタイプがあります。どちらも歩きにくくなりますが、その改善策は違います。
今回は、後ろに反らしたときに痛みが出るタイプの方におすすめのエクササイズをご紹介しましょう。
反らすと痛いタイプの腰痛には、縮こまった腰まわりやお尻を伸ばすエクササイズが効果的です。
無理せずゆっくり行いましょう。
ただし、エクササイズ中、腰やお尻、脚に痛みが出たら、すぐに中断してください。痛みがある場合は、腰の変形や椎間板ヘルニアの可能性があるので、整形外科の受診をおすすめします。
●仰向けで行うエクササイズ
1)仰向けに寝る。両ひざを曲げて両手で抱えて胸の前まで軽く引き寄せる。10秒間キープしてもどす。
2)さらに、両ひざを胸につけるようなイメージでゆっくりと引き寄せて10秒間キープする。1~2を 2〜3回繰り返す
●イスに座って行うエクササイズ
1)イスに座り、肩幅より広めに脚を広げる
2)上体をゆっくり前に倒して両手で足首をしっかりつかみ、股の間から後方をのぞくような姿勢を10秒間キープ
3)ゆっくり上体を起こす。2~3を 2〜3回繰り返す
〈ここがポイント!〉
背中から腰、お尻にかけてしっかり伸ばすことを意識して行いましょう。
腰痛が和らげば、歩くことが楽になり、長い距離も自分の足で移動できるようになります。車を利用する機会が少なくなっていき、ガソリンや軽油を使う量も減って、エコにつながります。
後ろに反らしたときに痛む腰痛に悩んでいる方は、今回紹介したエクササイズをぜひ習慣づけてください。
監修
藤縄理先生
福井医療大学 保健医療学部教授
制作協力
からだにいいこと
創刊20周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。
【出典・参考文献】
『専門家がしっかり教える健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし』(日本文芸社)