食前「炭酸水」で食欲を抑える

食前「炭酸水」で食欲を抑える

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つい食べ過ぎてしまうという人におすすめ! 食前にちょっとした習慣を取り入れることで、手軽に満腹感を得やすくなりますよ。

ガスが胃に充満して満腹と感じやすくなる

健康のためには腹八分目がいいとわかっていても、満腹感が感じられず、気づけば食べ過ぎてしまうという人は多いのでは。

そんなときは、食前に炭酸水を飲むことがおすすめです。

炭酸水を飲むと胃の中でガスが発生し、ふくらみます。すると脳の満腹中枢が刺激されて、脳が満腹状態だと勘違いするのだそう。
これによって食欲が抑えられ、自然と食事量も減っていく効果が期待できます。

もちろん、普通の水でも飲んだ分だけ胃がふくらみます。
しかし、炭酸水だと水の量に加え、ガスが胃の上部に充満するため、その分、満腹だと感じやすい状態に。

また、温度と量も大切です。常温の炭酸水を500mlほど飲むと胃のぜんどう運動が鈍くなり、食べ過ぎを防止しやすくなります。
一方、冷たいものや少量では食欲が増進してしまうので要注意です。

以下のやり方を参考にして、食べすぎ防止に役立てていきましょう。

ガスが胃に充満して満腹と感じやすくなる

〈食前炭酸水のやり方〉
1)常温の炭酸水を用意する。
2)食前に炭酸水を500ml 飲んでから食事を摂る。500ml 飲むのがつらいときは、少なくとも300ml 以上は飲んで。

炭酸水は、もともと炭酸が含まれているものと、水に二酸化炭素を添加したものが主流ですが、どちらでもかまいません。
炭酸が強いと効果が高いと言えますが、それよりも開封後は炭酸が抜ける前に早めに飲むことが大切です。

食べ過ぎを抑えられれば、無駄な食品を購入しなくなり、食品ロスの削減につながります。食前に炭酸水を取り入れて、健康にも環境にもよい毎日を過ごしましょう。

監修

  • 前田眞治先生

    国際医療福祉大学大学院教授

制作協力

  • からだにいいこと

    創刊20周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。

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