坐骨神経痛のため、歩くのがつらくて困っていませんか? そんな方におすすめしたいのが、下肢の痛みをやわらげる“おうちエクサ”です。
3つのエクササイズで姿勢をよくする
坐骨神経痛の原因の一つとして、悪い姿勢を取り続けることによる体のゆがみがあります。まずは自宅で簡単にできるエクササイズで、姿勢をよくしていきましょう。
坐骨神経痛をやわらげる “おうちエクサ”を、3つご紹介します。
「そんきょ姿勢」からの伸び上がり、イスの上で「ひざ抱え」、イスに座って「後ろひねり」の順番で行いましょう。
●「そんきょ姿勢」からの伸び上がり
1)脚を肩幅ぐらいに開き、しゃがんで相撲のそんきょ(蹲踞)のような姿勢をとる
2)1の姿勢からゆっくり伸び上がる。腕は、両手のひらを合せて頭上に上げていく
3)伸び上がりながら、つま先立ちになって、伸びきる。このとき腕は耳の真横にくる位置でピンと伸ばす
4)1〜3を10回繰り返す
※つま先立ちでふらつく場合は、壁を背にして立ち上がったり、できる範囲で行いましょう。
●イスの上で「ひざ抱え」
1)イスに座り両ひざを抱え込み、10秒キープしてゆるめる。10回繰り返す
2)次に右脚を抱え込み、10秒キープしてゆるめる。10回繰り返す
3)同様に左脚を抱え込み、10秒キープしてゆるめる。これを10回繰り返す
●イスに座って「後ろひねり」
1)脚を閉じてイスに座り、上体を後ろにひねって、両手で背もたれをつかみ、真後ろが見えるまでしっかりひねる
2)同様に、反対方向にも上体をひねる
3)1、2の動作を左右交互に10回繰り返す
正しい姿勢を取り戻すことで体のゆがみが整っていき、坐骨神経痛による痛みもやわらぐようになって、歩きやすくなるように。
移動する際にも歩くことが増えていくため、車に乗る機会が減り、CO2や有害物質の排出削減にも役立ちます。
坐骨神経の痛みをやわらげて、ラクに歩ける生活を取り戻していきましょう。
監修
井須豊彦先生
釧路労災病院脳神経外科部長
金景成先生
日本医科大学千葉北総病院脳神経外科教授
制作協力
からだにいいこと
創刊20周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。
【出典・参考文献】
『完全図解 坐骨神経痛』(エクナスレッジ)