黄昏時の過ごし方で疲労を回復

黄昏時の過ごし方で疲労を回復

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疲れにくい体をつくるために欠かせないのが、毎晩の快眠です。その準備として重要なのが、黄昏時の過ごし方。「癒しのグルーミング・タイム」にすると、質のよい睡眠が期待できます。

「癒し時間」でオキシトシン効果をゲット

よい睡眠をとるには、活動する日中と休息する夜の境目である「黄昏時」をどう過ごすかがカギになります。

理想的な過ごし方は、その時間帯を「癒しのグルーミング・タイム」にすること。グルーミングとは、もともと動物同士の毛づくろい行動を指します。
親しい人と交流や触れ合いの場を持つなどして、リラックスして過ごす。すると脳から「オキシトシン」という神経伝達物質が分泌されます。

オキシトシンは心や体が心地よいと感じることで分泌される物質で、出産や授乳などとの関連が深いことから、「愛情ホルモン」や「絆ホルモン」とも呼ばれています。

恋人と語り合ったり、家族と食卓を囲んで団らんするのは、大きなオキシトシン効果が。
犬や猫などのペットと戯れるのも、心地よいグルーミングになります。「猫カフェ」や「ふくろうカフェ」などで好きな動物と触れ合うだけでもOKです。

マッサージ、リフレクソロジー、ヘッドスパなどの「タッチセラピー」もおすすめ。特に頭部や、首筋から肩にかけて心地よい刺激を受ければ、オキシトシンが分泌されて疲労回復につながります。

「癒し時間」でオキシトシン効果をゲット

仕事の後まっすぐ家に帰ってテレビを観る代わりに、同僚とちょっと一杯やる。できれば気取らない店で心地よくお酒を飲んだりおしゃべりをすることも、脳内でオキシトン効果が起こり、ストレス中枢が沈静化されていくそうです。

黄昏時は、昼間のストレスでくたびれた心身を、ゆっくりクールダウンする時間。グルーミングで脳内にオキシトシンが出ると、ぐっすり眠れて疲れを癒すことができます。ぜひ黄昏時にぴったりの、あなたなりのグルーミングを見つけてみてください。

夜よく眠れると日中は活動的に過ごせます。疲れているときについ車やバスを使ってしまうところを、ウォーキングしてみるのもいいかもしれません。有酸素運動で体が丈夫になるだけでなく、二酸化炭素の排出抑制にも役立ちます。

監修

  • 有田秀穂先生

    医師・脳生理学者

制作協力

  • からだにいいこと

    創刊20周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。

【出典・参考文献】
『医者が教える疲れない人の脳』(三笠書房)

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