鍼灸治療で使われるお灸。このお灸の代わりにドライヤーを使って、下半身を温める方法をご紹介します。
髪を乾かすついでのプラス1分で
冷え性にもいろいろと種類がありますが、特に下半身が冷えるという方は、ふくらはぎの血流が悪くなっているのかもれません。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、下半身の血液を心臓へと押し返すポンプの役割を担っています。
ここの筋肉が硬くなると血流も悪くなり、その結果、足先が冷えやすい状態に。
そこでおすすめしたいのが、「ドライヤーお灸」です。鍼灸治療ではツボを刺激するとき、鍼のほかにお灸も使いますが、これをドライヤーでアレンジしたやり方です。
ふくらはぎ全体をドライヤーで温めることで硬くなった筋肉をゆるめ、血流をよくする効果が期待できます。
すると気になる下半身の冷えがラクになっていくと考えられます。
〈ドライヤーお灸のやり方〉
1)ドライヤーを温風にし、肌から10センチほど離してふくらはぎに当てる
2)「少し温まってきたな」と思ったらやめる
〈ここに注意!〉
★熱すぎると感じたら、ドライヤーを離しましょう。無理をしてやけどしないように注意して下さい。
★ケガをしている場所は避けましょう。
また、ドライヤーお灸は、ツボにも使うことができます。
足の内くるぶしの頂点から指の幅4本分上の位置にあるツボ「三陰交(さんいんこう)」は、冷え性に効果的として知られています。
ここをドライヤーで温めると、全身がぽかぽかしてくるとされています。
手足などの末端が温まれば寒さを感じにくくなり、暖房の設定温度を上げなくても過ごせるようになります。環境にいい節電生活のためにも、ドライヤー灸を実践してみてください。
監修
大島宏明先生
鍼灸師、すずらん鍼灸院院長
制作協力
からだにいいこと
創刊20周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。
【出典・参考文献】
『血流をよくすれば、不調は消えていく』(三笠書房)