冷え性改善には、運動が効果的です。下半身をしっかり動かし、効率的に体温を上げる方法をお教えします。
その場でできて効果大なエクササイズ
冷え性改善には、習慣的に体を動かすことが大切です。でも、思うように体を動かせない日もありますよね。そんなときおすすめなのが「10秒空気イス」です。
その名の通り、イスがない状態でイスに座った姿勢を取って、そのまま10秒キープするというもの。
下半身にはお尻や太ももなど、大きな筋肉があり、全身の筋肉量の6~7割が集中しています。筋肉は最大の発熱装置といわれており、下半身を鍛えることで効率的に熱を生み出しやすくなるのです。
また、全身の血液の約7割は下半身に集まっているため、下半身を動かすと大量の血液を心臓に押し戻し、血流がよくなっていきます。結果、体が温まりやすくなるのです。
〈「10秒空気イス」のやり方〉
1)足を肩幅に開き、両腕は胸のあたりで組む。そのままイスに座る気持ちでお尻を落としていく
2)きつくない角度で止まり、そのまま10秒間キープ
3)ゆっくりと最初の立った姿勢に戻る。これを3セット行う
〈ここがポイント!〉
ひざ痛防止のため、ひざはつま先よりも前に出ないように気をつけましょう。
脚やお尻など、下半身の筋肉をしっかり使うことで、運動不足の解消につながります。
ただ少しハードなので、無理がない範囲で行いましょう。
血流がよくなって全身が温まると、暖房がいらなくなったり、温度の設定を低くできて節電につながります。環境にやさしい生活のためにも、ぜひ行ってみてください。
監修
大島宏明先生
鍼灸師、すずらん鍼灸院院長
制作協力
からだにいいこと
創刊20周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。
【出典・参考文献】
『血流をよくすれば、不調は消えていく』(三笠書房)