「足先が冷えてつらい」という方に、テーピングで足先がポカポカになる方法をお教えします。
足の甲のケアで冷えを防ぐ
冬になると足先の冷えがつらくて仕方ない、という人は多いのでは。その冷えの原因は、足の甲の血流かもしれません。
足の甲には、アーチ状の静脈があります。
その下には、動脈とつながる、抜け道のように細い「抜け道血管」といわれる血管があります。
通常、この「抜け道血管」は閉じています。ところが、なんらかの原因で開いた状態になると、動脈の血液が静脈へ直接、流れ込んでしまうように。すると、足先に血液が行き渡らなくなり、足が冷えてしまうのです。
これを防ぐには「静脈テーピング」で、この血管を閉じることが有効な対策になります。
〈静脈テーピング〉
●用意するもの:幅5~7cm のテーピング用のテープ。「くっつく包帯」「弾性包帯」などと書いてある、伸縮性がありくっつくタイプのものが便利です。ドラッグストアや100円ショップで購入できます。
●やり方
1)テープの端を小指に合わせて持ち、固定する。ここを起点に、甲全体をテーピングで包むように巻いていく
2)テープを引っ張りながら、ややきつめに足の甲を3~5重に巻く。反対の足も同様に。上から靴下を履いて、入浴時以外、一日このままで過ごす。
「ややきつめ」とは、歩いてみて指や甲に痛みがない程度です。
入浴時以外は、就寝時も巻いておきましょう。冷えの元となる血管を閉じることで、足先まで血液が回り、ポカポカになることが期待できます。
なお、テーピングでのケアで気になる状態が改善されない場合は、病院で受診してください。
体が温まると、暖房の設定温度を下げられるようになり、消費電力を削減できます。暖房器具に頼りすぎない、健康的な体づくりを心がけましょう。
監修
佐藤達朗先生
医師、サトウ血管外科クリニック院長
制作協力
からだにいいこと
創刊20周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。