タレント、歌手、映画コメンテーターなど12の職を持つ大忙しのLiLiCoさん。簡単でおすすめの美容方法について詳しくお聞きしました。
お肌には本当に自分に合ったもの
楽天シニア:
お肌のために気を付けていることはありますか?
LiLiCoさん:
保湿。もうねえ、おばさんになるとカラッカラになるんですよ。
だから保湿です。
コンテストで、優勝したことがあるくらいメイクが大好きで、いろんなものが送られてくるんです。それをラジオで紹介しながら試しています。本当に自分に合ったものとわりとすぐ出会ったりします。
あと、もちろん季節によって全然違うものを使います。IKKOさんに言われたんですけど、顔と体は同じ肌だから、全身化粧水です。
楽天シニア:
どれぐらい使うんですか?
LiLiCoさん:
両手、両足、全身にチュッチュッチュっと、たっぷりですね。
特におしり。最近おしりが乾いていると、調子が出ないんです。だから顔の次はすぐおしりです。もものところも全身化粧水で保湿です。
三十何年たってやっと、自分に合うシャンプーに出会えた
楽天シニア:
ロングヘアーをきれいに保つための秘訣を教えてください。
LiLiCoさん:
LiLiCoのイメージはほぼ、髪の毛と黒い肌ですよね。
いろんなものを使ってきましたけど、ちょうど「これ合うな」って思うと製造中止になるんですよね。「こういう髪質の人は日本にいないんで」みたいな感じでどんどんなくなっていくんですけど、三十何年たって、やっと自分に合うシャンプーに出会えました。
髪もやっぱり保湿で、トリートメントはちゃんとします。
夜は飲んだりするので、長くパックみたいなケアはやらないです。主人も私もシャワー派で、お風呂にも入らないです。
シャンプーとトリートメントした後は顔を洗って体を洗って、その間のパックなので、2分ぐらいです。それでもすっごくきれいになるシャンプーとトリートメントなので、やっと出会ったっていう感じですね。
「家族がこのシャンプーだから」って家族と同じシャンプーを使う人が多いんですけど、それはだめですよ。自分のためのものを使ったほうがいいですね。日本人は自分のためってやらないんですよね。
多少はお金がかかりますが、ちゃんと合う、合わないがあるので自分で研究した方がいいです。
パサパサになって合わないものは人にあげました。さすがにそんな髪の毛でテレビに出られないし。
本当にいいものだと2回目ぐらいで変わるので、サンプルで試して、合うシャンプー選びをしたほうがいいですね。今使っているシャンプーは2回目で変わっちゃって、これはもう手放せないです。
やっぱり笑顔が一番いい
楽天シニア:
おすすめの美容法を教えていただけますか?
LiLiCoさん:
笑顔。笑顔でいることです。
どんなにいいものを使ってキラキラさせても、笑顔でいないと。
あるテレビ番組で、おばちゃんが整形してきたんですよ。「なんで整形したんですか?」って聞いたら「孫に、おばあちゃんと言われたくなかったから。」って、おっしゃっていたんですよ。
でも、「おばあちゃん」って、孫にとって名前なんですよね。
そしてすごく気になったのは、笑顔じゃなかったこと。せっかく整形したんだから、笑顔でいてほしいって思ったんです。ほうれい線があっても、目の周りにシワがあっても、笑顔だったらわからない。もう全部消える。
だから、細い人でも太っている人でも年をとっていても、どんな人でもやっぱり笑顔が一番いいんですよ。それが最高の美容法です。
12の職業を持っているから
楽天シニア:
体型維持のために続けていることは何ですか?
LiLiCoさん:
私のスウェーデンの親戚はみんな太めなんです。すぐ太るタイプなんですよね。だから毎日1時間かけて6キロ、ウォーキングしてます。
6キロで1時間って結構早いんですよ。膝を怪我していたので走れないっていうのがあって。
好きな音楽を聞きながらウォーキングをしているのが楽しいです。その間も、音楽を聞かないときも自分の考えたいことを考えています。これからいろんなことやるんですよ。ブランド立ち上げたりとかいろんなことをやっていて、12の職業を持っているからその整理をしています。
映画コメンテーターだけじゃなくて、どういうふうにしようかなって、考えたりしますね。主人がいると主人と喋っちゃうし、映画を観ているときは、当然映画のことを考えてしまうし、歩いてる時って赤信号、青信号ぐらいだけ気にすれば、あとはあまり気にしなくてもいいので考えられていいですよね。
ジムにも行ってるんですけど、仕事終わりが遅いと行けないですね。
ボディービルダーでプロレスラーでもあったんですが、怪我したことでできなくなっちゃったんですよね。
今はもうビルドアップして、終わったわーって2年間ぐうたらしてたんですよ。膝のせいで運動できないと思ってたんですけど、そこに負けてられない、何くそっ!って思って。
きっかけは、森且行さんのドキュメンタリーを見たからなんですよ。彼は24本のワイヤーが体に入っていて、私はたったの2本のボルトとワイヤーで「私は何してるんだろう!よし!」って今、自分にムチを打ってやっています。
「忙しい」と言わない。「人生が賑わってる」
楽天シニア:
お仕事でお忙しい中、ウォーキングを続けるコツを教えてください。
LiLiCoさん:
時間って作るものだと思うんです。
みんな忙しい忙しいって言うけど、なんだかんだテレビ見てたりしてるから、それを省いていけば時間はあるんです。
一服しないってやつですかね?隙間時間を全部埋めるってことです。
帰ってきて、「は〜」って1回ソファーに座るともう人間って何もしないんです。一服する人は何もしないっていうことですね。
あと、「バタバタしてまして」っていうじゃないですか。「バタバタする人は仕事のできない人」って言葉があるんですよ。
「ええっ!」てなるじゃないですか。だから準備してあれば全部スムーズなんですよ。
隙間時間を自分で「未来の私」ってキャンペーンをやってるんです。
未来って、今もさっきの未来じゃないですか?でも来年も未来。自分が動きやすいように、全部先に作っておくんですよ。
その日は雨だから、昨日準備した黒い衣装だとみんなブルーになると思って花柄を用意したり。
プランAが壊れてしまったらみんな「ああダメだ」ってなると思うんですけど、私はプランDぐらいまであると思います。これがだめだったら、これにしよう、タクシー来なかったら、これにしようとか。
時間は作っていく。チャンスも自ら作らないと。神様からもらえるチャンスは人生で多分2回だと思います。その1回が、テレビ番組の「王様のブランチ」だったと思います。できるかどうかっていうお試しだったんですよね。だから、全部やっていきたい、やりたいっていうことは自分で向かっていくしかない。恥ずかしがらないで一生懸命頑張るということです。
そして、「忙しい」と言わない。「人生が賑わってる」って言う。私、LINEとかで「今忙しいから」って一度も言わないんです。「今賑わってるんでいけない」って言う。
テーマパークも賑わっていたほうが楽しいじゃないですか。全部自分の身になって自分の経験になります。例え、それが失敗だったとしても、同じ失敗をもうしないっていうことで、その失敗を知ることがとても大事なんです。
失敗したことない人は、怒られたくないじゃないですか。でも怒られるのを知ってる人は解るからこういう風にしないっていう対策ができる。悪いことをしたら「ごめんなさい」って言う。逃げない、責任逃れをしないということですね。
楽天シニア:
ありがとうございました。
※本コラムで紹介されている美容法及び健康維持方法については、あくまで個人の見解に基づくものであり、医学的根拠には基づいておりません。
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