女優、タレント、歌手、モデルをこなす剛力彩芽さん。ご家族との料理にまつわるエピソードについてお聞きしました。
料理はなんでも作ります
楽天シニア:
今回の映画の中で栄養士という役を演じられていますが、ご両親に料理を振る舞ったことはありますか?
剛力さん:
もちろんありますよ。
楽天シニア:
何系の料理をしますか?
剛力さん:
割と何でも作りますけど、小学生くらいの頃に、母親から「おでかけするから、この料理を作っておいて」って、頼まれたんですね。
父親が帰ってくるから、私が作った料理をお父さんとお姉ちゃんとみんなで食べてねって。
よく母のお手伝いをしていたので、1回一緒に作ったことがあって、もう1回それを作ってねって。
豚肉の塊を、茹でて、切って薄切りにしてタレにつけて出すというだけで、まあ、言ってしまえば、茹でちゃえば完成するやつなんですけど。
それを初めて一人で頑張って作って、切ったら真ん中がちょっと赤くて、煮えきれてなかったんです。
でも、その当時って変えられない段取りが自分の中であるじゃないですか。
だから、豚肉を茹で直すっていう応用が効かなくて、大号泣しました。
「パパに赤いお肉を食べさせちゃった!」ってかなり泣いた記憶がありますね。
結局そのお肉は、電子レンジで温め直して、ほんとにちょっと、あとちょっと茹で直せばいけるくらいでした。自分の中で「切っちゃってるし、もうこれ茹で直せない。どうしよう。」とテンパってしまって。その記憶はすごく残っています。
楽天シニア:
一生懸命だったのですね。
小学生の頃から火を使った料理をされていたなんて、頼もしいです。
家族でお弁当を作っていた
剛力さん:
母親の手伝いが好きだったので、中学生からは私も姉も、一人一品、お弁当のおかずを作っていました。
それは父親からの提案で、母親も当時、仕事をしていたので、みんな朝急いで出かけなきゃいけないのに、なんで母だけ忙しくしなきゃいけないの?っていう話になったのが始まりでした。
楽天シニア:
おかずを分担されて作っていたのですね。例えば、どのようなおかずでしたか?
剛力さん:
私は卵焼き係でした。何作ろうかって悩んでいた時に母親から「卵焼き作ってみたら」って言われて、初めて作ったら、たまたま上手にできたんです。
母親が「彩芽、すっごい美味しい!私の作ったのより美味しいよ!」って言ってくれたことに、調子にのって、そこから毎日卵焼きを作っていたんですけど、ある時「あ。これ一番面倒くさいやつを押し付けられたな。」っていうのに気づきました。
お弁当がある日は、ほとんど毎日、父親とみんなの分を作っていました。
でも、母は2-3品作っていましたね。その時は、姉が一品、私も一品っていう形でした。
楽天シニア:
みんなで協力し合って作るお弁当、素敵ですね。
剛力さん:
気付いたら今は本気で「私の卵焼きより美味しいよ」って言ってくれます。あの当時はうまく乗せられたなあっていうのがありますね。でもお陰様で本当に料理は好きになりましたね。
家族で餃子パーティー
楽天シニア:
最近、何か作ったものはありますか?
剛力さん:
餃子を作りました。私はみじん切りが好きで、千切り、みじん切りが私の係なんですよ。
今まで餃子は家族全員で役割分担が決まっていたんですけど、私が切れるようになってからは一人でも作れるようになりました。
昔はただただ種を混ぜる係だったんですけど、包めるようになって、焼くだけ母にやってもらうようになって、ほとんど母親の手がかからなくなってきたので「じゃあお風呂に入って来ていいよ。」って母親にお風呂に入ってきてもらっていましたね。
楽天シニア:
家族で餃子パーティーをされるのですね。一度に何個くらい作りますか?
剛力さん:
はい、うちはみんな餃子大好きなんで、よくやります。餃子パーティー。
結構作りますね。皮は2袋くらいは使うので、多分50個ぐらいはあるかなと。
「にんにく入れるバージョン」と「梅干し入れるバージョン」を作るんですよ。めっちゃ美味しいです。
楽天シニア:
ありがとうございました。
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