朝は脳と体を目覚めさせ、活動のためのエネルギー源を補給します。朝食は必ず摂ってエネルギーをチャージしましょう。朝食に選ぶと体の老化を遅らせる効果のある食事をご紹介します。
朝は体を燃えさせる食材を選ぶべし
朝食は食べないという方もいますが、1日の活動に向けエネルギーを補充し体をアクティブにする大切な1食。朝食で炭水化物などの糖を摂ることで、脳にスイッチが入り、体はエネルギーを消費する態勢になります。また、前夜から翌日の昼まで食事の時間が空くと、体は飢餓状態になり、昼食を猛烈に吸収しようとするため、急激に血糖値が上がったり、カロリーを溜め込む体になることもあります。
食べ物を摂ると代謝が上がり、体温が上昇します。このとき最も熱を出すのが、タンパク質です。睡眠中に下がった体温を上げ、活動状態になるため脂肪燃焼にも不可欠です。
特に朝食でおすすめなのが、「ホワイトオムレツ」です。ホワイトオムレツとは、卵黄1個に卵白2個分の割合で作る、高タンパク・低コレステロールの高機能食で、海外のエイジングケアのプロの間では有名な食事だそう。オムレツを作るのが大変な時は、スクランブルエッグでも良いでしょう。
また、ビタミンと酵素の摂れる生ジュースもおすすめです。体を冷やす可能性があるので、夜ではなく朝に飲むのが良いでしょう。材料は果物や青菜など、冷蔵庫にあるものを使って、腸内環境に良いヨーグルトやカルシウム豊富な牛乳を入れるのもおすすめです。
朝食のカロリーは消費されるので高めでもOKです。エネルギーを燃やすタンパク質や、巡りをよくするビタミンCは必ず摂ることで、体の老化を遅らせる効果を期待できます。
監修
日比野佐和子先生
アンチエイジング医
制作協力
からだにいいこと
創刊19周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。