2023年10月28日(土)〜31日(火)に愛媛県松山市で開催された「ねんりんピック愛顔(えがお)のえひめ2023」に、楽天シニアが当アプリ健康アンバサダーのSAMさんとともに参加しました。その様子をレポートします。
ねんりんピックとは?
ねんりんピックとは、全国健康福祉祭の愛称で、シニアのスポーツと文化の祭典です。厚生省(現:厚生労働省)の創立50周年を記念して1988年にスタートし、毎年開催地を変えて全国で開催されています。
35回目となる2023年は愛媛県で開催。テニスや水泳、サッカーなどのスポーツから、サイクリングやダンス、俳句や囲碁まで、29種目の交流大会が愛媛県内の20市町で行われ、連日熱い戦いを繰り広げました。
「愛顔(えがお)のスマホ相談窓口」やスマホ教室などで愛媛県のシニアをサポートしてきた楽天シニアは、今回のねんりんピックに初ブース参加。また、ねんりんピックにあわせて松山市総合コミュニティセンターで開催された健康づくりイベント「SAMさんと一緒に踊って学ぼう!」をプロデュース。SAMさんと一緒に楽天シニアスタッフ総出で健康長寿の祭典を盛り上げました。
「ふるまいブース」からステージまで SAMさんの1日に密着!
SAMさんが松山入りしたのは10月30日(月)の朝。
まずは松山中央公園へ。
この日はテニス交流大会の決勝戦進出を決める試合が行われていました。
全国から地元予選を勝ち上がったチームが参加。快い球音が響き、ラリーが続きます。「みなさんすごく動きのキレがいいですね」と感心するSAMさん。
続いて企業や自治体のブースが集まる「ふるまいブース」へ。ドリンクなど選手をサポートする商品を配ったり、健康につながる体験が楽しめたりするコーナーです。
ヨネックスのブースでは、「12メートルの高さから落とした生卵が割れずに6メートル跳ね返る」という驚きのインソール「パワークッション」に卵を落とすデモを体験。
「ほんとに割れないですね!」と驚くSAMさん。「この後のステージでヨネックスさんの靴を履いて踊るので楽しみです」。
楽天シニアのブースでは、汗をかいた選手のためのランドリーバッグやプロテインバーなどのサンプルが大好評。
スタッフと記念写真をパシャリ!
ブースでは健康体験も。来場者に「SAMさんですよね?」「握手してください」と囲まれるシーンも。
同じ敷地内にある「坊ちゃんスタジアム」を見学し、ポーズを決めるSAMさん。ステージへの気合もばっちりです。
「ふるまいブース」を後にしたSAMさんは、いよいよステージイベントの行われる松山市総合コミュニティセンター(キャメリアホール)へ。
開演前の準備の合間をぬって、2階の楽天シニアブースも応援訪問してくれました。
手芸や書道などを楽しむコーナー。
縁日コーナーで射的にトライするSAMさん。遊ぶときも真剣です。
楽天シニアアプリにもその場で登録!
オンラインもあわせて400人以上が参加 「SAMさんと一緒に踊って学ぼう!」
いよいよ13時半から、ステージイベント「SAMさんと一緒に踊って学ぼう!」がスタート。
受付開始時刻より前から、入口には長い列が…!
申込者多数のため、キャメリアホールでの参加のほか、松山市総合コミュニティセンターのロビー、松山中央公園、愛媛県総合運動公園の3か所にサテライト会場を設置。また、楽天シニアのアプリでもオンライン配信で参加が可能に。総計450人が全国から参加しました。
全員が安心して踊ってもらえるようにと、座って踊る席と立って踊る席を設けたり、座席は1つおきに座るなど、動きやすさや体力に配慮。
開演5分前。みなさんドキドキしてSAMさんを待っています。
いよいよSAMさん登場!
第一部は「学ぼう」編。
南カリフォルニア大学デイビススクールの通信教育でジェロントロジー※(老年学)を学んだSAMさんは、自分の体験も交えながらこれからの健康の基本について、わかりやすく話してくれました。
「ダンスで若返りますよ!」と力強く語るSAMさんの言葉に、どんどん体を動かしたくなっていきます。
※「ジェロントロジー(老年学)」:医療や介護、社会保障をはじめとし、高齢者の心と体、生活、地域づくりに必要な知識を学ぶ学問。
出典:すぐわかる!ジェロントロジー改訂版
後半は「踊ろう」編。まずはストレッチで体をほぐします。
次は脳トレエクササイズ。簡単な動きなのにとっても頭を使い、思わず汗が噴き出してきます。
続いていよいよダンスです。
今回踊るのはSAMさんが考案した「ダレデモダンス」。ダンスの楽しさ、かっこよさはそのまま、年齢や体力、ダンス経験の有無に関係なく、誰でも踊れるように医師と一緒に開発しました。
まずは一つひとつの動きをていねいにゆっくり。座ったまま踊る人は、座ったまま踊ってくれるアシスタントの動きを真似すればOKです。
そして最後に通しで曲にあわせて踊ります。曲は、TRFの名曲「ボーイミーツガール」。イントロが流れた瞬間、みなさんがパッと笑顔になりました。
「みなさん、素晴らしかったです!」とSAMさん。興奮もさめやらぬうちに、会場とSAMさんで記念撮影をパシャリ!
ステージイベント終了後は、グッズ販売コーナーで参加者とふれあったSAMさん。
ねんりんピックの感想をSAMさんに聞きました。
「初めて参加しましたが、ねんりんピック自体の考え方にすごく共感しました。ジェロントロジーを学び、自分も60歳を過ぎて思うのは、健康にとっては『自分の体を自分で動かす』ことが一番大切だということ。ねんりんピックのような目標があると、スポーツや趣味をやり続けるモチベーションにもなりますよね。僕にとってはそれがダンスですが、毎日のちょっとしたことでいいので、自分で動く楽しさを積み重ねてほしいと思います。参加者のみなさん、輝いていましたよ!」
そして参加者の方々からは、楽天シニアにこんな感想が寄せられました。
「音に合わせる、覚えるが、脳に良い感じが体感できました」(60代女性)
「かっこよすぎる。お勉強になりました。運動嫌いだったのが少し好きになりました」(50代女性)
「ジェロントロジーのお話がとてもよかったです。仕事をやめてから体を動かすことが減ってしまい、体の衰えを感じていましたが、今日のお話を聞いて少しずつ自分の体のために体を動かしていこうと思います」(60代女性)
「身体ポカポカあったまりました。現地に行けなくても会場と連動して自宅で参加出来る講演会で良かったです」(60代女性)
「人生100年健康でいたいと改めて思った。明日からTRFの曲に合わせて今日のダンスを踊るのを日課にすることを固く決意しました」(60代男性)
短時間のステージでしたが、体が変わり、生活が変わり、人生が変わるきっかけになった人も。松山、そして全国のシニアが愛顔(えがお)になった、ねんりんピックの1日でした。