TRFのSAMさんにインタビュー!第3回下半身編 楽しく筋力UP!SAMのダンス講座

TRF・SAMさんにインタビュー「楽しく筋力UP!SAMのダンス講座・下半身編」

更新日:

TRFのSAMさんによるダンスレッスンが始まります。今回は下半身を中心に動かすダンスで、楽しく筋肉を刺激します。筋力がつくと、体力も保つことができるので、日常生活にも嬉しい効果が現れるかもしれません。

SAMさん考案・「ダレデモダンス」とは?

楽天シニア:
トップダンサーとして、長年活躍して来られたSAMさん。なぜ、初心者でも楽しく踊れる「ダレデモダンス」を作ろう、と思われたのですか?

SAMさん:
僕も、昔は「自分がカッコよく踊る」ことだけを追求していました。でも年齢を重ねるにつれ「誰かのために」という気持ちが芽生えてきたんです。30代からは若いダンサーの育成を始め、今ではシニアの方々にも教え……考えてみたら、かなりの変化ですね。

その中で、ずっと気づいていなかった「ダンスの可能性」も見えてきました。ダンスは技術を見せるだけのものではなく、踊っているときに体と心が喜ぶものなんですね。みんながその楽しさに触れ、かつ健康になってくれたら最高です。

健康のための運動は、継続が大事。その点、ダンスなら楽しく続けられます。動画での練習に慣れたら、ぜひ自分の好きな曲をかけて、好きなテンポで実践してほしいですね。動かし方も、動かせるなら大きく、痛みがあるなら無理せずに。自分なりの加減を調整できるのも、ダレデモダンスの良いところです。

下半身の筋肉を刺激すると全身の筋力がUPする

楽天シニア:
前回の「上半身を動かすダンス」に続いて、今回は下半身編ですね。

SAMさん:
下半身の骨や筋肉が衰える「ロコモティブシンドローム」は、高齢の方々にとって深刻な問題です。転倒の危険も増えるし、外出もままならなくなるのは辛いものです。
そこで効果的なのが、足腰を鍛えるダレデモダンスです。股関節の動きを良くすることで、年齢を重ねても元気に歩ける体をつくりましょう。腿を上げたり、ステップを踏んだりすると、筋肉が動かせるのはもちろん、体全体の血行が良くなります。また、ジャンプをすると骨にも良い刺激が加えられます。

下半身を動かすダンス①初級編

楽天シニア:
初級編には「膝タッチ」が出てきますが、どこに効くダンスですか?

SAMさん:
股関節と、足全体の筋肉に効きます。膝を上げて、反対側の手でタッチするので、体をひねる全身運動でもあります。膝だけを上げるのではなく、股関節から上げるのがコツ。足腰はもちろん、腹筋も鍛えられます。
手がつかない場合は無理しないようにしてください。とくに靴を履いているときは、手を近づけるだけにしておいたほうが衛生上も安全です。

※動画を鏡だと思って実践してみてください。

下半身を動かすダンス②中級編

楽天シニア:
中級編は、ステップとジャンプの組み合わせですね。

SAMさん:
軽くジャンプすることによって、骨と筋肉の両方に効かせていくダンスです。手の動きもたくさんあるので、振りを覚えながら「脳トレ」もできます。慣れるまでは、ゆっくりやりましょう。
なお、膝に痛みのある方は、ジャンプをせずに、普通に足を横に出して閉じるだけにしましょう。バウンドのときも、腕のパンチだけで十分、運動になります。

※動画を鏡だと思って実践してみてください。

 

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まとめ

・ダンスは「楽しい」運動。続けられるから、運動習慣ができる
・好きなテンポで、自分に合った運動強度を調整できる
・下半身を鍛えることで「ロコモティブシンドローム」を防げる
・筋肉は刺激することで強くなる
・ジャンプを取り入れると、骨にも良い刺激が加わる

制作協力

  • からだにいいこと

    創刊17周年を迎えた健康生活情報誌『からだにいいこと』。医師や専門家の監修のもと、「いますぐできる」「心も体も元気になれる」健康・美容・ダイエット情報を発信中。

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