ラジオ日本連動コラム 第2回 健康キャラバン 齋藤千秋先生

第2回 正しい歩き方を知ろう | 齋藤千秋の健康キャラバン

更新日:

みなさんは、正しく歩けていますか?歩き方が悪いと”腰やひざに痛み“が出たり、長く歩くと疲れやすくなります。痛みや疲れが出ると歩く距離が落ち筋力が低下するので、さらに歩きたくなくなるという負のスパイラルが始まります。

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ここでチェックをしていただきましょう。

  • 歩いていると斜めに進んでしまう
  • 立っている時片方の足に体重をかけてしまう
  • 猫背だと思う
  • 肩が前に出てしまう
  • 靴の裏を見るとつま先の外側が大きくすり減っている

悪い歩き方とは

  • 猫背
  • ガニ股
  • ひざ、股関節が曲がったまま
  • すり足
  • 腕が動かない
  • 上半身が左右に揺れている

上記のチェックや悪い歩き方に当てはまっていると思った方は、正しく歩く練習をしてみましょう。

  1. 目線は前にして、少し遠くを見る
  2. 背筋を伸ばし、胃を高く持ち上げる
  3. 歩く方向につま先とひざのお皿を向ける
  4. 骨盤から前に進むように動かす
  5. 体の重心の真下で着地する
  6. 手は自然に振る

車に例えるなら歩く時のアクセルはももの裏(ハムストリングス)ブレーキは前もも(大腿四頭筋)です。そこでおすすめなトレーニングが「ワイドスクワット」です。

足を肩幅より少し広めに開き、つま先とひざのお皿が同じ方向になるように曲げていきます。この時お尻を後ろに突き出すようにしながら股関節とひざを曲げながら腰を下ろしていきます。

ワイドスクワット 正面

背中が丸まらないで行う事がポイントです。

ポイント! ワイドスクワット 横から

最初は10回3セット位を目標に頑張りましょう。不安な方はすぐに支えられるように壁の前でやってみるのも良いでしょう。

さらに、自然に腕を振るための「肩甲骨運動」も紹介します。

背筋を伸ばした状態で顔の前で手の平から肘までをくっつけます。肩甲骨を寄せながら腕を横に開いていきます。この動作を10回行ってみてください。ひじが体からできるだけ離して行う事がポイントです。

肩甲骨運動

制作協力

  • 齋藤千秋

    齋藤千秋

    NPO法人ファンズアスリートクラブ所属

    柔道整復師・健康運動指導士・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー・日本オリンピック委員会強化スタッフ(医・科学スタッフ)

  • ラジオ日本「住まいのトラブルバスター」連動コラム

    ラジオ日本(AM1422kHz) 毎週日曜日8:10~住まいのトラブルバスターの中で放送されているレギュラーコーナー「齋藤千秋の健康キャラバン」を楽天シニア内で写真と共に解説します。

    ラジオでお話を聴いた方も、このコラムだけ読んでいる方も、健康になれる秘訣が、すぐに分かりますよ。

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